2007年 08月 06日
「二人の本と絵本展」のお知らせ☆ |
8月15日から、ギャラリー祥栄にて、
「二人の本と絵本展」がスタートします☆
東山直美さんと山本順子さんの70歳記念☆ 二人展で、
今春に、青心社から出版された写真↑の2冊の本の出版記念展です。
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写真右側の本・・
『飯盛山の三吉ギツネ』は、
播磨に伝わる昔話を、絵本にされたもので、
東山直美さんが絵を描かれ、山本順子さんが文を書かれています。
「このごろは、親や祖父母が子どもに、昔話をしたり、絵本を読んであげたりすることが少なくなった気がします。
けれど、本来子どもは’おはなし’が好きで、特に親や祖父母のしてくれるおはなしは特別の心の栄養になると思います。
それは人間の心の成長に大切な心の栄養だと信じています・・。」と語られていたお二人。優しい表情が、すごく印象的でした。
以前教職に就かれていたお二人の言葉には、重みを感じます・・。
(確かに。私も子どもの頃、夜、お布団の中で昔話をしてもらうのが大好きでした。
それがまたちょっとコワイお話だったりすると、
ものすごくドキドキして心臓バクバクだったりするんですが、
次はどんな展開におなるんだろぉと・・ちゃんと聞き耳は立ててて、、、愉しかったなぁ・・。
同じお話でも何度聞いても飽きませんでした☆)
絵本って、登場人物の気持ちを想像するなど、イマジネーションの世界も広がるし、
さまざまな事柄を自然に学び取ることができる、最高の媒体だと思います。
また読み手、聞き手の心の交流にもつながり、
正に、子どもの心の成長に欠かせないものだと思います。
『飯盛山の三吉ギツネ』...
子どもたちの「こころ」に重きをおいた、
お二人の想いが込められた一冊です。
またこちらの絵本は全ページモノクロですので、
色をぬったり、思い浮かんだ言葉を書き込んだり、、と
自由な発想で愉しめる「手作り絵本」的要素も含まれています。
そして、もうひとつの本・・
『冬の出立』は、
山本順子さんが書かれた、温かく、そして力強く心に響く短編小説集です。
ほのぼのとした穏やか作品だけでなく、深く静かな作品やちょっぴりスパイスの効いた作品もあり、
さまざまなテイストの小説を愉しめる一冊だと思います。
今回私は、こちらの装画と挿絵を描かせていただきました☆
本に関わるイラストレーションの仕事ができたこと、、本当に嬉しく思います・・。
■今回の展示作品は、
『飯盛山の三吉ギツネ』の原画、
『冬の出立』の装画・挿絵の原画のほか、
東山さんが以前から作成されていた手作り絵本が約6冊。
他にも色々と展示される予定です。
また『飯盛山の三吉ギツネ』、『冬の出立』の2冊は会場にて即売されます☆
その他、
絵本の読み語り、動く折り紙、手作り絵本などのワークショップも随時されるそうです♪
(日時は未定)
■期間 8月15日(水)~20日(月)
11:00~18:00
■場所 ギャラリー祥栄
JR姫路駅地下商店街内のギャラリーです。
会場お問い合わせ先:管理事務所0792-85-1206
お越しになった方にはきっといろんな発見が待っている 愉しい展示会になると思います♪
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ♪
お待ちしております♪
by miwa_colline
| 2007-08-06 22:08
| ●Nouvelles!